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脚のしゃっくりが不眠の原因かも?②

2018.09.12 (Wed)

前回、足のしゃっくりは脊髄の興奮が原因で起きると
お話をしましたが、一体どういうことなのでしょうか?

ある実験で脊髄に磁気刺激を与えてみると、本人が脚を動か
そうと思わなくても勝手に動いてしまったというデータがありま
す。実は、脊髄は脳の指令がなくても脚を動かすことができる
のです。しかし普段、脊髄が勝手に働いて歩行をしてしまわな
いようにしているのは、その後大きく発達した、脳による抑制
力のおかげだといわれています。ところが、脳の働きが低下
すると、この抑制力が弱まり脊髄の興奮を落ち着かせることが
できなくなるのです。

そこで注目しなければならない成分がフェリチンです。
フェリチンは、中に鉄を蓄えて体の隅々まで鉄を届ける働き
があります。フェリチンが脳に届くと、神経伝達物質であるド
ーパミンが大量に増えることで脳がパワーアップします。する
と、脊髄をなだめて下半身の動きを抑えることができるのです。

脚のしゃっくり症状は正式名称を「周期性四肢運動障害」とい
い、まだあまり知られていない病気のひとつです。周期性四
肢運動障害を治療するには、鉄分の補給が何よりも重要です
が、効果が現れるまでは時間がかかります。医療機関では脳
の働きを高める「ドーパミン受容体作動薬」という薬をすすめて
くれることもあります。

一般的な血液検査は「ヘモグロビン」を指標にしています。な
ので、普通の血液検査では、フェリチンは測定されていません。
なので、過去の一般的な血液検査で「正常」と診断されていて
も、フェリチンの数値とは関係ありません。

むしろ厄介なのは「ヘモグロビンの数値は基準値内だけど、フ
ェリチンは少なかった」という場合です。この周期性四肢運動
障害以外にも、鉄不足や貧血がきっかけとなる症状は沢山あ
ります。特に女性の方で「貧血っぽいんだけど、血液検査では
問題なかったんだよな」という方は注意してください。フェリチン
欠乏の鉄不足かもしれません。不安がある方は病院で相談し、
血液を細かく調べてみてください。

1時間座って脚を伸ばし、動くようなら周期性四肢運動障害の
可能性あるといわれています。気になる場合は、周囲の人に相
談し就寝中の脚を観察してもらいましょう。20~60秒間隔で4回
以上脚が動くようなら周期性四肢運動障害の可能性を疑いま
しょう。



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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

13:22  |  睡眠  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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