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人より腫れるのは「蚊アレルギー」かも

2018.07.17 (Tue)

皆さんは、ただ蚊に刺されただけなのに、重い症状を
引き起こすことがあるのを知っていますか?いまの季
節、特に身近な存在となっている蚊の知られざる実態
をお話したいと思います。

そもそも蚊は、昆虫でハエ目カ科に属します。オス・
メスともに長い口吻を持ち、上唇で食物を吸収し、下
面に唾液を送り込む管を持っています。蚊の主食は花
のミツや草の汁などで、動物の血ではありません。血
を吸うのは、メスだけで、産卵期に吸血します。

卵を発達させるために必要なタンパク質を得るために、
動物の血液が必要なのです。体温や二酸化炭素などで
動物を探し、血を吸うために寄ってきます。

蚊が血を吸う時に、こちらに送り込んでくる唾液は、
刺した時に痛みを感じさせない麻酔作用や、血が空気
にふれて固まるのを防ぐ作用などを持ついろんな成分
が含まれています。これが唾液腺物質で、刺された後
の腫れや痒みの原因になります。

蚊に刺された場所では、注入された唾液腺物質に対す
るアレルギー反応がおこります。これが、蚊アレルギ
ーです。反応の強さによって症状が異なり、個人差が
大きいのが特徴です。このアレルギー反応には2種類あ
ります。

即時型反応:刺された直後からかゆみ、腫れ、発赤

遅延型反応:刺された翌日以降に発赤、腫れ、発疹、
      水疱など

そしてこれらの症状は、時に重症化する場合がありま
す。蚊に刺された部分の発赤や腫れだけでなく、全身
に発熱、蕁麻疹などの全身症状が出てくるのです。

①重症化する原因の1つ…「EBウイルス」
EBウイルスとは、水疱瘡などのウイルスや、ヘルペス
ウイルスの仲間です。発見者の名前にちなんで、Epst
ein-Barrを略して、この名前をつけられています。こ
のウイルスには、多くの方が感染し、1歳で12.5%、2
歳で60%、20歳までに90%以上が感染すると言われてい
ます。唾液を介して人から人へにうつります。

蚊に刺された後の部分の症状が強く、水泡(みずぶく
れ)、血泡(ちまめのようなもの)から壊死・潰瘍
(皮膚がただれ、じくじくし、へこむ)まで起こって
しまい、発熱などの症状を伴う場合は蚊刺過敏症が考
えられます。原因としては蚊の唾液腺に対する免疫と
EBウイルスに対する免疫反応が関与しています。発熱
だけでなく、リンパ節が腫れたり、下痢などがみられ
ることもあります。

蚊アレルギーがひどいと感じたら、EBウイルスの検査
をしておいた方がいいかもしれません。検査は主に血
液検査でEBウイルスに対する抗体を測定します。あま
りに腫れががひどい場合や治りが悪い場合には、軽視
せずに医療機関へ相談しましょう。


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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

11:22  |  アレルギー  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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