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異常なほどの不安感…強迫性障害かも

2018.06.26 (Tue)

皆さんは「強迫性障害」という言葉をご存知ですか?
家を出たあとで「鍵をかけ忘れたかもしれない」
「ガスコンロの火を消し忘れたかもしれない」などと
気になって引き返す…こんな経験は誰にでもあります
よね。

しかし、一度確認をして再び家を出たあと今度は
「確認したとき無意識にかぎを開けてしまったのでは
ないか」などと不安になり、何度も家に戻って仕事に
遅れたり、ついには外出できなくなってしまうことが
あったら、それは「強迫性障害」という病気かもしれ
ません。今回はそんなお話をご紹介したいと思います。

強迫性障害では、強い不安や恐怖、不快な考えが頭から
離れなくなり(強迫観念)、それを打ち消すための行動
を何度もくり返します(強迫行為)。その内容は人それ
ぞれですが、

●戸締り、ガス・電気の消し忘れなどが不安になって
 何度も確認する。
●ドアノブ、電車のつり革などを不潔だと感じて触れ
 ない、または触ったあと汚れが気になって何度も手
 を洗う。
●すれ違った相手を傷つけたかもしれない、または自
 分が傷つけられるかもしれないなどと思い悩む。
●身支度、仕事、家事などの手順が気になり、いつも
 と違うと初めからやり直す。

といったものが多くみられる症状です。こういった行動
が習慣化し、次第にエスカレートして長い時間がかかる
ようになり、仕事や日常生活に支障を来すのが強迫性障
害です。その特徴は、このような考えや行為はばかげて
いる、いきすぎだと自分でもわかっていてやめたいと思
っているのにやめられないことです。

あまり聞きなれない病名ですが、約50人に1人がかかると
いわれ、決して珍しい病気ではありません。放置すると
症状がエスカレートしやすく、約1/3の患者さんにうつ状
態が認められるといわれています。

強迫性障害は、以前は強迫神経症と呼ばれ、神経質、完
璧主義など性格だけの問題と考えられていましたが現在
では、脳の機能が病的に偏った状態であることがわかっ
てきました。

症状が重くなると、自分で確認するだけでは安心できず、
家族(特に母親)などに確認させたり保証してもらうなど
周囲の人を巻き込んでしまうこともありますが、それは本
人のわがままのせいではなく、病気のせいなのです。強迫
性障害という病気が、本人だけでなく家族をも巻き込んで
しまうような性質を持っているのです。

しかし、家族が強迫行為を手伝ってしまうと病気の支配力
がますます勢いづくことがあるため、できるだけ最小限に
とどめなければなりません。家族は本人の苦しさを理解し
て見守り、病院の受診や相談窓口の利用を支援していくこ
とが大切です。

先ほどの症状に当てはまる人や、おかしいと気づいている
のにやめられない…という人は日常生活に支障をきたすよ
うなら、医師やカウンセラーに相談しましょう。



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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

11:53  |   |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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