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コレステロールについて

2017.02.08 (Wed)

コレステロールは脂肪の一種で、すべての動物がもっています。
私たち人間の体内はもちろん、肉や卵などの食品にも含まれます。

このコレステロールが必要以上にふえすぎると、動脈硬化を起こす
要因になり、それにともなっておこる可能性が高い心筋梗塞や
脳梗塞の原因として、悪いイメージが強くなりがちですが、人間の体には
欠かせない物質のひとつです。

私たちの体内には、たくさんの脂質が存在しています。
なかでも主なものとして、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の
4つがあげられます。

これらは血液中にも含まれ、それぞれ体を健康に保つために重要な役割を
果たしています。

私たちの体を形づくる骨、筋肉、内臓、神経、皮膚などは何十兆個もの細胞によって
つくられています。
細胞のひとつひとつは細胞膜に包まれています。
それらすべての細胞膜の材料になるのがコレステロールやリン脂質で、私たち人間の
体を構成するはたらきがあります。

また体の機能を調整する副腎皮質ホルモンや男性ホルモン、女性ホルモンなども
コレステロールが材料です。

ほかにもコレステロールは胆汁酸の材料としても使われます。
胆汁酸は食事でとった脂肪の消化や吸収を助ける胆汁の主成分です。

このようにコレステロールは、人間の体をつくる材料のひとつであり、体が正常に
働くうえでなくてはならないものなのです。

中性脂肪は、エネルギーの貯蓄や利用に関係しています。
体にとっての予備のエネルギー源として、一定量を体内に蓄えておいて
必要に応じて消費されます。

エネルギーとして放出されるときに、遊離脂肪酸に分解されます。

体内に蓄えられた中性脂肪は、熱の放散を防ぎ、体温を一定に保つ
働きがあります。
また脂肪の壁が外部からの衝撃を守る働きをしたりしてくれます。

このように脂質はたんぱく質、糖質と並ぶ3大栄養素のひとつで、私たちの体に
欠かせませんので、食べ過ぎるとコレステロールのとり過ぎの原因にもなりますが、
体にとっては必要なものです。

たいせつなのは、必要以上にとり過ぎないということです。

コレステロールにはよく、LDLに含まれる悪玉コレステロールとHDLに含まれる
善玉コレステロールがあるといわれますが、コレステロールそのものに種類はありません。
コレステロールを運ぶリポタンパクのはたらきの違いによるものなのです。

では、なぜLDLは悪玉、HDLは善玉と呼ばれるのでしょうか。

LDLそのものはけっして悪いものではありません。コレステロールを必要とする
体の組織に運ぶ、大切な役割を果たしています。
ただ、細胞が必要とするコレステロール量は限られているため、余ったLDLが
血液中に増えすぎると血管壁に沈着して動脈硬化を おこす原因になります。
それで悪玉と呼ばれるのです。

逆にHDLは細胞の余分なコレステロールを回収して肝臓に戻すはたらきをします。
血管壁にたまったコレステロールも回収し、動脈硬化を防ぐはたらきもあるため
善玉と呼ばれるのです。


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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

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