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「おなら」の続き

2018.07.02 (Mon)

さて、成人の腸にたまる1日あたりのガス量は、だいたい
100ml~2,500mlといわれ、個人差が大きいといわれています。

ガスが多くなるのは、慢性胃炎、腸炎、食中毒、直腸の潰瘍
など、胃腸になんらかの病気がある場合か、すい臓や肝臓、
胆のうの病気、尿路結石などの場合が考えられます。便秘を
している場合も、腸内にガスがたまりやすくなるので気をつ
けましょう。

また、牛乳を消化する働きが弱い牛乳不耐症の人が牛乳や乳糖
を摂取すると、小腸で消化しきれなかった乳糖が腸内の悪玉菌
によって分解され、ガスがたまってしまいます。

こうした内臓疾患がないのにおならの量が多い場合は、ストレ
スが原因であることが考えられます。精神的なストレスが多い
場合や、睡眠不足や過労気味の場合、胃腸の働きが低下してガ
スが腸にたまりやすくなるのです。

また、悪玉菌は中高年になると増えるため、加齢とともにおな
らの量が増え、臭くなる傾向にあります。

人目を気にしておならを我慢すると、腸内にガスがたまり、お
なかが張って腹痛を引き起こします。ガスが横行結腸にたまっ
てしまうと、すい臓や胆のうを圧迫し激しい痛みを引き起こす
こともあります。

また、腸内にガスがたまると便秘になりやすく、腸内の悪玉菌
をさらに増やして有害ガスを発生させ、ますます腸内環境が悪
くなる、という悪循環に陥ります。この状態が続くと、悪玉菌
が増殖して腸内に発がん性物質やその働きを強める物質が発生
し、大腸がんを発病するリスクを高めてしまいます。

おならは我慢するより、根本的にガスの量を減らしたり、臭い
を防いだりする対策をすることが大切です。内臓に疾患がある
人は原因となる病気をきちんと治療することが大事です。また、
セルフケアとして以下のようなことに気をつけましょう。

◆規則正しい時間に食事をする
◆栄養バランスに注意する
◆食事はゆっくり噛んで食べる
◆軽い運動をして腸の動きを刺激する

一説には健康な人間の1日の平均放屁回数は14~15回だともい
われています。生理的なものだと考え、あまり神経質になら
ないことも大切です。無理な我慢をしすぎず、ガスの量を減ら
す生活習慣を心がけるようにしたいですね。



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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

タグ : 健康

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