すい臓がんについて
2017.06.21 (Wed)
近年、がんに罹る方が増えています。日本において
昭和56年より死因の第1位となったこの病気は、現
在では年間36万人以上の人の命を奪っています。日
本人にとって、がんは「国民病」といえるでしょう。
国民の2人に1人ががんにかかり、3人に1人が
がんで亡くなるとされていますが、そのなかでも
特に危険だといわれているのが「すい臓がん」です。
自覚症状が乏しいため早期発見がきわめて難しく、
進行が早い、そして肝臓などほかの臓器にも転移
しやすいという特徴があります。
すい臓は、胃の後ろにあり、長さ20cmほどの細長い
臓器です。すい臓は2つの役割を果たしています。
食物の消化を助けるすい液の産生(外分泌)と、イ
ンスリンやグルカゴンなど血糖値の調節に必要なホ
ルモンの産生(内分泌)です。すい液は膵管(すい
かん)によって運ばれて主膵管(しゅすいかん)と
いう1本の管に集まり、十二指腸乳頭(じゅうにし
ちょうにゅうとう)へ流れます。
すい臓にできるがんのうち90%以上は、膵管の細胞
にできます。これを膵管がんといい、すい臓がんは、
通常この膵管がんのことを指します。すい臓は洋ナシ
を横にしたような形をしていますが、膵管はこの細
長いすい臓を貫いて網の目のように走る細い管です。
手術するときは、がんのある位置や広がりによって、
これらのどこを切除するかが決められます。
すい臓がんは自覚症状がまったくない場合が多く、
自覚症状があったとしてもすい臓がんだと気づきに
くいという特徴があります。すい臓がんの症状とし
て1番多いのが、上腹部や背中などの痛みと黄疸です。
黄疸がでると皮膚や白目の部分が黄色っぽくなります。
がんがある程度進行すると、体重減少・全身倦怠感・
食欲不振などの全身症状がでてきます。しかし、この
ような症状は他の病気でもあらわれやすいため、すぐ
にすい臓がんと特定することは難しいといえます。
昭和56年より死因の第1位となったこの病気は、現
在では年間36万人以上の人の命を奪っています。日
本人にとって、がんは「国民病」といえるでしょう。
国民の2人に1人ががんにかかり、3人に1人が
がんで亡くなるとされていますが、そのなかでも
特に危険だといわれているのが「すい臓がん」です。
自覚症状が乏しいため早期発見がきわめて難しく、
進行が早い、そして肝臓などほかの臓器にも転移
しやすいという特徴があります。
すい臓は、胃の後ろにあり、長さ20cmほどの細長い
臓器です。すい臓は2つの役割を果たしています。
食物の消化を助けるすい液の産生(外分泌)と、イ
ンスリンやグルカゴンなど血糖値の調節に必要なホ
ルモンの産生(内分泌)です。すい液は膵管(すい
かん)によって運ばれて主膵管(しゅすいかん)と
いう1本の管に集まり、十二指腸乳頭(じゅうにし
ちょうにゅうとう)へ流れます。
すい臓にできるがんのうち90%以上は、膵管の細胞
にできます。これを膵管がんといい、すい臓がんは、
通常この膵管がんのことを指します。すい臓は洋ナシ
を横にしたような形をしていますが、膵管はこの細
長いすい臓を貫いて網の目のように走る細い管です。
手術するときは、がんのある位置や広がりによって、
これらのどこを切除するかが決められます。
すい臓がんは自覚症状がまったくない場合が多く、
自覚症状があったとしてもすい臓がんだと気づきに
くいという特徴があります。すい臓がんの症状とし
て1番多いのが、上腹部や背中などの痛みと黄疸です。
黄疸がでると皮膚や白目の部分が黄色っぽくなります。
がんがある程度進行すると、体重減少・全身倦怠感・
食欲不振などの全身症状がでてきます。しかし、この
ような症状は他の病気でもあらわれやすいため、すぐ
にすい臓がんと特定することは難しいといえます。
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タグ : すい臓がん
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