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洗いすぎ注意!摩擦黒皮症

2010.07.09 (Fri)

以前ナイロンタオルを使うことで皮膚が変色すると
話題になったことがありました。
摩擦黒皮症といって、皮膚がまるで入れ墨のような
色になるもので、ここ数年またそんな人が増えてきて
いるそうです。

黒皮症とは、皮膚に黒褐色の色素沈着が起きる
病気で、色素沈着には女性ホルモンの影響が強い
ため、しみと同じく、摩擦黒皮症も女性、特に30歳
代に多いそうですが、黒皮症はしみよりはるかに厄介
だそうですよ。

皮膚は、あかなどになって絶えず生まれ変わる表皮と、
その内側の強い結合組織である真皮の2層でできて
います。
しみはメラニン色素が表皮の一部に過剰にたまった
状態ですが、黒皮症はメラニン色素が真皮まで入り
込んでしまうそうです。

表皮と真皮の境にある表皮基底層に炎症が起きて
細胞が変性すると、メラニン色素が真皮に入りますが、、
これを苔癬(たいせん)型組織反応と言うそうです。

過去にはアレルギーでしか起きないと考えられてい
ましたが、強い摩擦を繰り返すとこの反応が起きる
のが摩擦黒皮症です。

摩擦黒皮症の原因は、ナイロンタオルにだけある
わけではありません。

(1)ナイロンタオルやボディーブラシ
(2)せっけんやボディーシャンプー
(3)強くこする洗い方-の3つの要素が重なって
起こるそうです。

摩擦を受けた皮膚は、皮膚の表面にある角層
はぎ取られ、せっけんの作用によって、皮膚に膜を
作って保護する皮脂が抜け出て老化した皮膚と
同じ状態になってしまうようです。

摩擦黒皮症になるのは、強い力がかかりやすい
鎖骨や肩甲骨の上が多いそうで、本人には見えにくく、
痛みもかゆみもないので、長い間気付かない人もいる
ようです。

治療は、まず強くあらうのをやめるようにしましょう。
たとえナイロンタオルをスポンジに変えても同じように
強く洗うと治らないそうです。

入浴方法も見直し、いきなり湯船に入らず体に
お湯を掛けてから、手にせっけんを付けて軽く洗い、
それから湯船に入るようにする。
こうすると、皮膚が柔らかくなって、新しい皮脂
出てきて皮膚を守ってくれるそうです。

真皮は表皮と違って、生まれ変わったりはしないので、
メラニン色素が分解され、排せつされるまで黒褐色の
色は消えません。
色は1年ほどで薄くなるが、完全に治るまでには3年
はかかるようですよ。


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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

タグ : 摩擦黒皮症 角層 皮脂

17:29  |  肌荒れ  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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