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男性更年期とは?

2010.07.03 (Sat)

男性の“更年期”が話題になっています。
男性の場合内分泌学的には更年期と名付ける
ような時期はありませんが、精神的にもろくなり
やすい時期はあるようです。

女性の場合、閉経の前後約10年間を更年期と
呼んでいるが、更年期は、青・壮年期から老年期
へ移る肉体的、精神的な大きな転換期と言える
ようです。

卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)は、
閉経の数年前から急激に減少します。
エストロゲンは、閉経後も脂肪や肝臓、筋肉から
作られるが、ごくごく少量で、更年期症状や更年期
障害は、こうした女性ホルモンの急な分泌低下だけ
でなく、社会的な要因と心理的な要因が重なって
生じるようです。

一方、男性の場合男性ホルモンは精巣から分泌され、
生殖能力を維持するが、20歳ごろをピークに徐々に
減っていき、血中濃度は、50歳でピーク時の2分の1、
70歳では3分の1になるそうです。

女性の更年期に当たる年齢は、男性にとっても人生
の転換期。社会的に重要な責任を負うとともに、
特に最近はリストラを目の当たりにする時期と重なり、
子供からは相手にされず、妻とのギャップを感じ、親が
亡くなったり、病気が表れたり、体力の衰えを痛感し
たりして、こうした事情は、女性とあまり変わりません。

更年期症状は、社会的要因や心理的要因から
起こる憂うつ、不眠、けん怠感、頭痛などの精神
神経症状と、女性ホルモンの欠落によって起こる、
ほてり、のぼせ、発汗などの血管運動症状に、
大きく分かれますが、男性は、女性ホルモンの急激な
減少とは関係がないので、ほてり、のぼせなどは起こら
ないが、社会的・心理的要因によって精神神経症状
が表れるそうです。

更年期に当たる年齢は、喪失感を覚える時期で、
精神的にもろくなっており、不定愁訴、精神神経症状
が出やすいようです。

問題は、そうした症状の中にうつ病が隠れている
ケースがあることで、自殺者のうち、中高年男性の
割合は、際立って高く、ほとんどの自殺の基盤に
はうつ病があり、周囲の人は、この年齢層の男性の
さまざまな訴えを軽く考えないで、うつ病を見逃さ
ないことが大切です。



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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

タグ : 男性更年期 男性ホルモン 精神神経症状

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