FC2ブログ

がんの痛みとモルヒネ

2010.06.05 (Sat)

がんの痛みに対し、モルヒネなど麻薬を使う治療は、
日本ではまだ十分に普及していないそうです。

今日は、がんの痛みモルヒネについてのお話です。

日本人の死亡原因は、がんが40-64歳の中高年層
では44%を占め、65歳以上の高齢者層でも27%で、
いずれも第1位のようです。

がん患者の中で、痛みがある人は、がんの進行に伴って、
増えるばかりか、痛みも徐々に強くなそうです。

がんの慢性的な痛みは、患者に不安や不快感を引き
起こし、それがまた痛みを助長するという悪循環を生み
出すようです。

世界保健機関は、がんの痛みに麻薬によるがん疼痛
治療法の基準を示しており、これに従って治療すれば
85-90%の患者で痛みが緩和できるとされています。

この治療法で主に使用されるモルヒネやコデインなどの
麻薬は、日本では鎮痛薬としての使用量が、英国の
約8分の1、米国やオーストラリアの約6分の1にとど
まっているそうです。

モルヒネの使用量が日本で少ないのはいろいろな理由
がありますが、がんで痛みがある患者のうち、痛みが取り
除かれている人は、約半分だといわれているそうです。

モルヒネは、脳と脊髄に作用して強力な鎮痛効果を
発揮しますが、「麻薬は怖い」というイメージがありますが、
怖いのはヘロインで、モルヒネより強力な精神作用がある
ばかりか、静脈注射することで血中濃度が急激に上昇
します。
しかし、がんの疼痛治療に使われるモルヒネは、ヘロイン
とは全く異なるそうです。

痛みの治療のためのモルヒネ投与は、長期間行われ
ても麻薬中毒になることはまずないそうです。

がんの痛みを最小限度に抑えるには、患者は、まず痛み
とその程度を訴え、モルヒネ投与を受けた際には副作用
の状態を医師に伝えることが必要のようです。

モルヒネ投与で痛みを抑えることができても、副作用対策
が不十分だと、投与ができなくなることもあるため、体調の
変化を医師に正しく伝えることが大切だそうです。


 
スポンサーサイト



テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

タグ : がんの痛み モルヒネ がん疼痛

15:58  |  がん  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
 | HOME |