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慢性疲労の原因がペットかも?

2010.04.27 (Tue)

慢性疲労症候群は原因不明のため治療が
難しいようですが、ペットを介して感染する
バネッティというリケッチア(病原性微生物)に
よるケースがあるようです。

そこで、病原性微生物による慢性疲労症候群
についてのお話です。

通常の疲れは休養を取れば回復するのですが、
慢性疲労症候群は休んでも回復せず、長期に
わたって疲労が続く病気です。

日常生活に支障を来す疲労感だけでなく、首や
脇の下のリンパ腺の腫れ、37度4、5分の発熱、
のどの痛みなどを伴うようです。

そこで、慢性疲労症候群の138人を対象に、
Q熱の病原体であるバネッティに感染しているか
どうかを検査したところ、その結果、30人(22%)
バネッティに感染していることが判明したそうです。

聞き取り調査によると、感染者の90%以上が
イヌやネコなどのペットを飼っていたようです。

バネッティは、従来は日本には存在しないと考え
られていましたが、最近の研究で、イヌやネコが
少なからず感染していることが分かっています。

これらペットのだ液や便を介して飼い主が感染し、
発症しているようですよ。

実際に、バネッティに感染していた30人に対し、
バネッティに有効なテトラサイクリン系の抗生物質を
用いたところ、症状は改善されたそうです。

慢性疲労症候群の治療はこれまで、漢方薬など
による対症療法が主でしたが、バネッティ感染例では
より有効な治療が可能になったわけで、この病気で
悩んでいる人、特にペットを飼っている人は、感染の
有無を調べてもらうといいようです。

バネッティ感染の有無は、血液検査で診断でき、
その結果が陽性でペットを飼っている人は、獣医に
ペットを検査してもらう必要があります。

本人が的確な治療を受けても、ペットが病原体を
持っていると再感染を繰り返すので、適切に対応
しましょう。

この病気に限らず、ペットは人に感染する病原体を
持っていることがあるので、節度ある接触が望まれる
そうです。



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テーマ : クローン病 - ジャンル : 心と身体

タグ : 慢性疲労症候群 バネッティ 病原性微生物

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