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胸やけについて

2009.03.03 (Tue)

今日は、胸やけについてお話しましょう。

胸やけは胸の後ろ付近に感じる「やける」ような感じで
たいへん不快なものです。
同時に酸っぱい胃液が逆流しやすくなります。
げっぷは胃の中のガスが上がってきて口から出てくるものです。

胸やけもげっぷも胃酸過多のときに起こりやすいと考えられがちですが、
必ずしもそうではないようです。

最近ではこれらの症状は胃食道逆流症の症状として考えられています。
胃食道逆流症とは胃酸が食道に逆流しやすくなることを指しますが、
この原因としては、

①食道の運動機能の低下や食道下部の括約筋の働き(食道下部の筋肉が
強く締まることによって胃液が逆流してくるのを防いでいます)の低下などにより、
食道に入ってきた胃酸の排出低下が起こるもの、

②何らかの原因で胃の内容物が長く胃に停滞して起こるものが考えられています。
 
一方、胸やけを起こしやすいものとして、食品(甘いもの、油っこいもの、チョコレートなど)や
姿勢(前かがみ、農作業、ベルトを強く締めすぎる)などや治療薬(鎮痛薬など)が原因の
ことがあります。
高齢者ではとくに胃液が逆流しやすくなるため、食後すぐに横になるのは避けた方が
よいでしょう。

胸やけは焼けつくような感じが起こりますが、ときに胸痛として起こることがあります。
この場合、狭心症の発作と間違われることがあります。

胸やけやげっぷを起こしやすい原因としては、

①器質的疾患(検査で実際に原因が認められるもの)の場合と、
②機能的疾患(検査をしても異常が認められず、機能障害として
考えられるようです)

胸やけの治療は、胃液分泌を抑える薬と消化管運動機能改善薬の
2つが中心となります。
胃液分泌抑制薬は強力な薬が次々と登場してきました。
管機能改善薬は食道・胃腸のぜん動運動を刺激して活発にするものと
逆に運動を押さえるものとがあります。

胸やけやげっぷは生活習慣に対する配慮も大切です。
過食を避け、脂肪・チョコレート・コーヒー・アルコール・甘いもの・
喫煙など嗜好品をできるだけ少なくする注意も大切だそうです。

食後すぐに横になるのは避け、床につくのもできるだけ3時間
たってからにしましょう。
寝る前に食べ物を口にすると、睡眠中に胃の中に食物が停滞して
胃をあらす結果につながります。

就寝前、3時間は食事は避けましょう。
また、肥満や便秘があると胸やけを起こしやすくなるそうです。



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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

タグ : 胸やけ 胃液 胃酸過多

11:53  |  食事  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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