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薬草としてのアロエ

2009.02.21 (Sat)

誰もが、一度はお世話になっているアロエ。
私の故郷の九州では、各家庭の庭にアロエを栽培していました。
主に、火傷などの場合、母がよくアロエで傷口を治療してくれました。
今日は、そんなアロエのお話です。

アロエは数千年以上前から民間薬草として用いられてきた、ユリ科に
属する多年生植物で、南アフリカが原産地だそうです。

アロエには約300の種類があると言われていますが、観賞用のものが
ほとんどのようです。
日本で健康食品に利用されているのはキダチアロエとアロエベラの
2種類です。

アロエが使われた最も古い記録は、古代エジプトのミイラとー緒に
発掘されたパピルスに書かれたもので、およそ3,500年も昔になります。
日本には鎌倉時 代に中国を経由して渡来しています。

ほとんどのアロエはいずれもアフリカ又はその周辺の島及び
地中海沿岸地方が原産地で、高温乾燥のかな り厳しい気候の風土に
育っています。

日本で普通に見られるアロエはキダチアロエとシャボンアロエです。
日本南部の気候に適合し低温と多湿に耐えて残り現在に至っています。
ただ暖かい地方の植 物だけに霜や雪には弱く被害を受けることも有るようです。

キダチアロエはケープアロエやアロエベラに比べて比較的苦味が少なく味がよく、
有効成分が多い上、寒さに強いため日本でも多く栽培されています。
医薬品として認められてないため、食品や化粧品の原料として使用されています。
まるごと全部使えるのが特長です。

アロエベラは寒さに弱く日本では主に沖縄で栽培されています。
食品や化粧品に使うときは「アロイン」という苦みの成分を除いて、ゼリー状の
葉肉部だけを使います。
アロエの主な成分はアロイン、アロエエモジン、アロエウルシン、アロエチン、
アロミチンなどで、細菌を殺し、細菌の毒素を中和する働きなどがあります。

それでは、アロエの活用について・・

生葉をそのまま
生葉15g程度をよく水洗いし、トゲを切り取って、そのまま噛み、
出てくる汁を飲みます。

おろして
生葉を皮ごとおろし金でおろし、1日に2~3回、大さじ1杯ずつ食べます。
レモンやはちみつを加えたり、汁をこして飲んでもよいでしょう。

煎じて
生葉を5mmくらいの輪切りにして鍋に入れ、同量の水を加えて強火にかけます。
煮立ったら弱火にして半量になるまで煮詰め、自然に冷まして布でこします。
この煎じ汁を1日に2~3回、大さじ1杯くらいずつ飲みます。アロエの有効成分は、
熱に強く、火を通しても効果は変わりません。

ハチミツ漬け
生葉4~5枚分、レモンの皮1/2個分をみじん切りし、ハチミツ1カップを保存瓶に
入れて密閉し冷蔵庫に3~4日おきます。これを大さじ1杯くらいずつお湯で
溶かして飲みます。

粉末にして
洗って刺を取った生葉を薄く切り、からからになるまで天日干しをして、
すり鉢ですりつぶします。
1日の適量は、小さじ1~2杯。ジュースに混ぜるなど、市販の乾燥粉末と
同様に利用できます。

最近は乾燥粉末、粒状、ドリンク剤などが各種市販されています。
市販品は表示にしたがって用いるのが原則ですが、体質や体調により、
おなかがゆるくなることがあります。

薬との相互作用として、利尿剤や強心薬のジゴキシンは長期的に
使用していると下痢のために副作用で低カリウム血症がおこる
可能性がありますので注意しましょう。

皆さんもアロエの効果を再認識してみたらいかがでしょう。


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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

タグ : アロエ 民間薬草 細菌

10:25  |  生活  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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