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胸焼けについて

2008.12.27 (Sat)

お正月を前に、食べすぎに関連して胸焼けについて
お話しましょう。

久しぶりの大好物で好きなだけ食べたら、
その夜は胸焼けをおこしてしまった!
なんて、経験が皆さんもおありでしょうか?

逆流性食道炎の代表的な症状といわれるこの胸焼け、
一体なぜおこってしまうのか皆さんはご存知でしょうか。
今回はそのメカニズムと対策について少しお話したいと思います。

口から入った食べ物は、まず食道のぜんどう運動によって胃に送られ、
胃酸で消化された後、十二指腸から小腸へ運ばれます。

栄養素の多くはここで体内に吸収されますが、吸収されなかった
食べ物のカスは大腸で便となって排出されるのです。

食べ物が口から入って排出されるまで、消化管は互いに運動を
繰り返して食道から胃、小腸、大腸へと食べ物を送っています。

しかし、この運動がスムーズに行われないと食べ物はいつまでも
胃の中に残り、胃もたれなどの深いな症状を引き起こすのです。

食べ物の種類によっても違いますが通常、胃内での滞留時間は
約2時間といわれています。

しかし消化管の運動が乱れている状態では4~5時間も胃内に
とどまることがあるのです。

そうなると胃壁は食べ物の存在を認知してさらに胃酸の分泌を
促してしまいます。

そして、ときにはその胃酸が食道内に逆流して炎症をおこします。

その結果、胸焼けという自覚症状が出てしまうんですね。

どのような食品が酸を逆流させやすいのかは人によって違い、
トマトで胸焼けを起こす人もいればあんこやチョコレートが原因となる
人もいます。

一般的には高脂肪のものが原因になりやすいといわれていますが、
食べすぎも胸焼けを引き起こす大きな原因の1つです。

こういったお話をすると、それならば!と高脂肪のものを全く食べない
ようにしてしまう方もいます。

しかし胸焼けを心配するあまりに、食べたいものを我慢しすぎるのも
かえってストレスになってしまいます。

中年を過ぎると嗜好が変わり、肉よりも魚が好きになることや
濃い味付けよりも薄味が好きになるのは、もしかしたら体の
調整機能なのではないでしょうか。

加齢や疲れによって弱った消化管が胸焼けを起こしにくい食品を好み、
それによって嗜好が変化するのかもしれません。

体からの欲求を信じて、ある程度は体が欲しがっているものを食べることも
大切な「健康の秘訣」です。

さまざまな健康ブームが注目される近ごろですが、少し立ち止まって
自分の体に備わっているチカラを信じてみることが、
1番身近な健康法なのかもしれませんね。


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テーマ : 健康第一 - ジャンル : 心と身体

タグ : 胸焼け 胃酸 消化

18:39  |  食事  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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