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異常な不安感は強迫性障害かも?

2018.08.17 (Fri)

皆さんは「強迫性障害」という言葉をご存知ですか?
家を出たあとで「鍵をかけ忘れたかもしれない」
「ガスコンロの火を消し忘れたかもしれない」などと
気になって引き返す…こんな経験は誰にでもあります
よね。

しかし、一度確認をして再び家を出たあと今度は
「確認したとき無意識にかぎを開けてしまったのでは
ないか」などと不安になり、何度も家に戻って仕事に
遅れたり、ついには外出できなくなってしまうことが
あったら、それは「強迫性障害」という病気かもしれ
ません。今回はそんなお話をご紹介したいと思います。

強迫性障害では、強い不安や恐怖、不快な考えが頭から
離れなくなり(強迫観念)、それを打ち消すための行動
を何度もくり返します(強迫行為)。その内容は人それ
ぞれですが、

●戸締り、ガス・電気の消し忘れなどが不安になって
 何度も確認する。
●ドアノブ、電車のつり革などを不潔だと感じて触れ
 ない、または触ったあと汚れが気になって何度も手
 を洗う。
●すれ違った相手を傷つけたかもしれない、または自
 分が傷つけられるかもしれないなどと思い悩む。
●身支度、仕事、家事などの手順が気になり、いつも
 と違うと初めからやり直す。

といったものが多くみられる症状です。こういった行動
が習慣化し、次第にエスカレートして長い時間がかかる
ようになり、仕事や日常生活に支障を来すのが強迫性障
害です。その特徴は、このような考えや行為はばかげて
いる、いきすぎだと自分でもわかっていてやめたいと思
っているのにやめられないことです。

あまり聞きなれない病名ですが、約50人に1人がかかると
いわれ、決して珍しい病気ではありません。放置すると
症状がエスカレートしやすく、約1/3の患者さんにうつ状
態が認められるといわれています。

強迫性障害は、以前は強迫神経症と呼ばれ、神経質、完
璧主義など性格だけの問題と考えられていましたが現在
では、脳の機能が病的に偏った状態であることがわかっ
てきました。

症状が重くなると、自分で確認するだけでは安心できず、
家族(特に母親)などに確認させたり保証してもらうなど
周囲の人を巻き込んでしまうこともありますが、それは本
人のわがままのせいではなく、病気のせいなのです。強迫
性障害という病気が、本人だけでなく家族をも巻き込んで
しまうような性質を持っているのです。

しかし、家族が強迫行為を手伝ってしまうと病気の支配力
がますます勢いづくことがあるため、できるだけ最小限に
とどめなければなりません。家族は本人の苦しさを理解し
て見守り、病院の受診や相談窓口の利用を支援していくこ
とが大切です。

先ほどの症状に当てはまる人や、おかしいと気づいている
のにやめられない…という人は日常生活に支障をきたすよ
うなら、医師やカウンセラーに相談しましょう。


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テーマ : メンタルヘルス - ジャンル : 心と身体

08:26  |  精神  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ストレスと自律神経について(2)

2017.02.28 (Tue)

ストレスの症状としては

●精神面の変化
情緒が不安定になり、イライラして不機嫌なったり、
気分が暗く落ち込んだりします。
気力や集中力も低下し、仕事や家事もはかどらんくなります。

ひどい場合は、強い不安感に襲われ、いても立ってもいられない
ような気分に陥ることもあります。
人によっては、妄想や幻覚、せん妄(意識がこん混濁して、
落ち着きがなくなり、錯覚や幻視などを伴う状態)などの
精神症状が現れることもあります。

●身体面の変化
ストレスが過剰になると、自律神経系の働きが乱れます。
そのため、主に自律神経失調症と呼ばれる症状が現れるようになります。

具体的には、体がだるく、疲れやすくなります。
また、頭痛、動悸、めまい、胸の痛み、呼吸困難、肩こりなどのほか、
食欲不振、胸やけ、吐き気、腹部膨満感、便秘、下痢などの胃腸症状が
起こることがあります。

ストレスにかかりやすいタイプ

真面目几帳面
ストレスに陥りやすいタイプのなかで一番多い。
完全主義者が多く、適当に妥協することができず、責任感も強いので、
何もかも自分で背負い込んでしまう。いつも精神的緊張感があり、
少しでもうまくいかないと、落ち込んでストレス状態に。

内向的消極的
誘われたときに「No」と言えない人は、言えない自分を反省して
ストレスに悩まされてしまう。
内面的でおとなしい人がこのタイプ。いつもこの調子でいると、
自己嫌悪の気持ちがたまっていき、ストレスヘと進んでいく。

頑固厳格
頭ごなしに決めつけたり、威圧的な態度をとる人は、ストレスを
ためやすいタイプ。

がんこなゆえに他人のミスが許せず、誰かが失敗するとすぐ
カッカしてしまう。
この怒りがストレッサーとなり、ストレスに陥ってしまう。

とりこし苦労
とりこし苦労ばかりしている人は「うまくいくかな、大丈夫かな」と
いつも不安な状態なので、心がやすまるひまがない。
不安はストレス状態を引き起こす要因になるので、このタイプは
いつも不安というストレッサーに怯えているようです。



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09:50  |  精神  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

うつ病について(2)

2017.02.22 (Wed)

うつ病は、気持ちの持ちようではありません
自分にとって大切なもの(対象)を失ったとき(心理的原因)、
職場での人間関係や夫婦間・親子間の問題などが悪化したとき、
ストレスや慢性的な疲労がたまり身体のバランスを崩したときなど
からうつ病が発症します。

特に、几帳面でまじめな性格の人(性格的要因)はうつ病になりやすいと
言われています。
このように、うつ病は、さまざまな要因が単独あるいは重なり合い、
脳内の情報伝達で重要な役割を担う神経伝達物質であるセロトニンや
ノルアドレナリンなどのバランスが崩れることによって引き起こされると
考えられています。

うつ病では、心と体の両方に、以下のようなさまざまな症状が現れます。
このような症状は、朝から午前中にかけて強く出ることがあります。

◆ 精神症状
意欲・興味の減退 : 何をするのもおっくう、何も面白いとは思わないなど。

知的活動性の低下・判断力、記憶力の減退・仕事の能率の低下

憂うつ気分・悲哀感 : 自分自身は自覚していないことが多いが、
熟練した精神科医が聞き出すと大半の患者にみられるようです。

・自信がない
・とりこし苦労
・罪責感
・自殺念慮(自殺を考える)
・自殺企図(自殺を実行する)

◆ 身体症状
睡眠障害(不眠、早朝覚醒)
頭痛・肩こり
倦怠感・疲労感(だるい、重い)など
食欲不振
性欲減退

うつ病の治療は、休養、薬物療法、精神療法の3本柱からなっています。
うつ状態にはいろいろな症状や病気の原因があり、軽度なものから重度まで
さまざまです。

また、それを引き起こす原因も複雑にからみあっています。そのため、
これらの要素を考えながら治療を行います。
うつ病の治療で一番大切なことは、焦らずゆっくり休むことです。
家族や職場など周囲の人は、うつ病を理解することが不可欠です。

患者を気づかうことは大切ですが、「頑張れ」と励ますことや「重大な判断」を
求めることは、かえってマイナスになるので気をつけましょう。

薬物療法では、主に抗うつ薬と呼ばれる薬が使われます。抗うつ薬には
さまざまなものがありますが、最近はSSRIやSNRIなど、従来の抗うつ薬で
問題となっている副作用が少ない薬も登場しています。

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
脳内の神経伝達物質であるセロトニンの働きを増強する薬で、従来の
抗うつ薬に比べて、 心臓に悪影響を及ぼす副作用や口の渇き、便秘などの
副作用が少ないといわれています。

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
脳内の神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの働きを増強する薬で、
SSRI同様、従来の抗うつ薬で問題となっている副作用が少ないといわれています。


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10:57  |  精神  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

うつ病について(1)

2017.02.21 (Tue)

うつ病は憂うつ感や無気力な状態が長期間回復せずに、
日常生活に支障をきたすようになってしまう病気です。

しかし、多くの人がこのようなうつ病の症状を気持ちの
持ちようと考えてしまうようです。
そして、そんなやる気の出ない状態に焦りさらに無理をして
症状を悪化させてしまいます。

もう少し簡単にいうと、うつ病はこころのガソリンが切れて
元気がなくなった状態です。
ガソリンが切れた状態で車を走らせ続けると車は間違いなく壊れます。

うつ病も同じで、こころやからだの様々な症状はガソリンが切れている
というサインです。
これを無視して無理したために、からだの一部が故障してうつ病に
なったと考えてみてください。

うつ病でやる気が出ないなどの状態が続いているのは、私たちのこころが
弱いからでも、甘えているわけでもありません。

ストレスなどによって、セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の
働きが悪くなり、それによってうつ病が起こるといわれています。“セロトニン”と“
ノルアドレナリン”は脳の中で、意欲や活力などを伝達する働きをしているため、
この働きが悪くなると憂うつ感などを引き起こしてうつ病の症状があらわれる
ようになります。

そのため、治療でこの脳内神経伝達物質のバランスの乱れを修正することで、
うつ病を改善できるのです。


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09:20  |  精神  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

怖いパニック障害

2010.10.22 (Fri)

ストレス社会を反映して心の病が増えていますが、
パニック障害もその一つだそうです。

呼吸困難やどうきなど身体症状が前面に出るので、
内科を受診して異常なしと診断される場合が多い
ようです。

パニック障害の症状としては、
(1)どうき(2)発汗(3)身震い(4)息切れ感
(5)窒息感(6)胸痛(7)吐き気(8)目まい感
などが、突然、四つ以上起こる症状をパニック発作
言います、発作を繰り返す場合もパニック障害です。

パニック発作・障害は20~30歳代の人に多く、
典型例として、最近、大きな仕事を任され信頼に
応えようと仕事に励んでいたが、徹夜や出張が続いて
いたある日、出勤途上の電車内で突然どうきを覚え、
やがて胸痛を伴い、手指のしびれ、呼吸困難が加わり、
目まいがして立っていられなくなったため、途中下車し
ましたが、死んでしまうのではないかと不安を感じ、
救急車を呼んだというものです。

原因はよく分かっていませんが、脳内の乳酸の影響や
心理的なショック体験などが引き金になって起こると
考えられています。
一度起こると、自分で同じ状況を想定し、また起こる
のではないかという固定観念が生じ、それがまた発作
つながるという悪循環に陥ってしまうようです。

身体症状が前面に出るため、ほとんどの人は内科や
救急外来を受診するが、それでは悪循環を助長する
だけのようです。

心臓病などの検査で異常なしと診断されることが多く
ドクターショッピングを繰り返す人が少なくないようです。
まずこういう病気があることを理解し、パニック発作
起こったときには、近くの心療内科もしくは精神科を
受診した方がいいようです。

治療は、薬物療法と生活指導が基本。薬物療法では、
抗うつ薬の一種である塩酸パロキセチンと抗不安薬が
有効で、生活指導は、症状が重い急性期とそれ以降
とでは違うそうです。

急性期は休養を取り、発作を誘発する刺激を避ける
のが第一で、症状が薬でコントロールできるようになると、
少しずつ刺激に慣れていく行動療法、あるいは楽しい
目的を設定し、発作が起きても楽しい経験を積み
重ねる療法が一般的だそうです。
いずれにせよ、これらの療法を根気よく続けることが
治療の近道になるようです。


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タグ : パニック障害 心理的なショック 発作

11:54  |  精神  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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